マリキンと歩む日々

自閉症スペクトラムのマリキンと過ごす日々を綴っています(現在旧ブログよりお引越し中)

久しぶりにやらかしました。

今朝のこと。

話の流れで、マリキンから「そんなんだからお母さんは10代のうまくいかんかったんやろ」と言われてしまい、売り言葉に買い言葉で、「おかあさん学校ズル休みしたことなんかないもん」っと言ってしまった。

 

「自分がズル休みしてるみたいやん」

 

マリキンの言葉で、しまったと思いました。

本当にそんなつもりで言ったわけでもなく、マリキンがズル休みしてるなんて思っても無いのに。

 

無意識に息子に対してそんなことを思っていたのか。と自分ですごくショックを受けてしまった。

マリキンには、「マリキンがズル休みしてるなんて思ってない。ほんとにごめんね」と謝ったけど、自分から出た言葉とは思えなかった。

 

マリキンは別にそれならいいよって感じだったけど、さらに私は「そんな風だけど、おかあさんが忘れた頃にあのときこう言ったでしょって言わない?」と言ってしまった。

 

マリキンはその時は許すよって言ってくれたり、気にしてない風にしてるけど、何かのきっかけで「あの時こう言ったやん」ってかなり昔のことまで引き合いに出してくることがある。

今は違うよって言っても、あのときはこうだったって言うから、私はそれがすごく嫌で、思わず言ってしまった。

 

結局そのあとは何事もなく、昼夜逆転中のマリキンはお昼前に眠ってしまった。

私も多分寝不足で頭が回っていないのもよくなかったから、昼まで寝直した。

 

マリキンは心でほんとは許せていないことも、友達だから、謝ってもらったから、で「許す」とよく言っている。

しかもそれは他人にだけで、自分のことは許せないし、受け入れられない。

大人になれば多少和らいでいくのかもしれないけど、本当にしんどい考え方だと思うし、いずれ心を病んでしまうのではないかと思う。

 

自分自身を大事にすること、自分が自分の味方でいることの大切さをなんとか伝えようと事あるごとに言い方を変えたり、例え話を交えたりして伝えてみたり、マリキンのいいところを上げてみても「それでも自分がこう思ってるから無理。それはお母さんの意見でしょ」と最近では言われる。

 

人は何歳からでも変われるし、周りと比べて成長が遅れていると思っていても、遅れているだけでちゃんと成長してる。

…成長したなと思っていても、今日みたいにやらかしてしまうこともあるけど。ほんとにごめん。

 

マリキンだって、昔のマリキンと比べたら信じられないくらい成長してる。

 

#発達障害 #中学生 #不登校 #シングルマザー